2015-01-01から1年間の記事一覧
ノイタミナでTVアニメ化が決定した三部けいの『僕だけがいない街』。 元々ミステリーが好きで、小説はよく読むんですが、久しぶりにミステリー・サスペンスで傑作漫画が出てきたなと思いました。 リアル感のない絵が逆に人の心の動きや葛藤、疑心暗鬼をリア…
『スプリガン』や『ARMS』などの名作を描いてきた皆川亮二が今連載している漫画『PEACE MAKER』。 皆川亮二の漫画は上記のものは特にドラゴンボール的展開が多い(どんどん強い敵が出てくる)のですが、この作品もそういった傾向はあるものの、ある銃を軸に…
阿部潤の『忘却のサチコ』。 なんか全部忘れて食べまくりたい!という時になぜか出逢ってしまった漫画。 そんなこともあるんだなーと。 失恋をしたサチコがそれを忘れるために食いまくる、というコメディーです。 『孤独のグルメ』や『美味しんぼ』などグル…
九井諒子の『ダンジョン飯』。 以前から九井諒子さんの作品が好きで、『ひきだしにテラリウム』や『竜の学校は山の上』などを読んでいたのですが、この『ダンジョン飯』でついに連載漫画がスタート。 なによりもう設定が斬新。今まで誰も気づかなかったのか…
石塚真一の『BLUE GIANT』、ジャズをやっている身としては避けて通れませんね。 いきなり言っちゃいますが、すごく面白い漫画です。 過去にも『坂道のアポロン』というノイタミナでアニメ化もされたジャズ漫画がありましたが、それよりもジャズに対してスト…
スピーカーをGENELECの8030Bに変えてから、耳を慣らすためもあり、新しいスピーカーで音を聴くのが楽しくもあり、色々聴いています。 今日はFranck Avitabileに勝るとも劣らない、大好きなIvan Lins(イヴァン・リンス)を聴いています。 ブラジルで言うとこ…
前作『Valtari』からわずかな期間を置いて出されたシガー・ロスの新作『Kveikur』。 新生シガー・ロスと言っていい、ヘヴィで荒々しく衝動的なものを感じる作品だ。 前作は広義のアンビエントという印象が強く、霧に包まれたようなサウンドが見事だったが、…
MiyuMiyuと出逢ったのが割と最近なので、以前はどんな活動をしていたんだろうと興味が湧いた。そこで取り寄せた2枚のCD。 一つはアニメ「デジモンセイバーズ」のエンディングテーマになっていた『流星』、もうひとつはシングルとミニアルバムの間のような4曲…
なんてことはなくただだらだらとシガーロスを聴く。 その世界に浮遊している感覚を楽しむ。 どこまでもどこまでも浮かんでいる景色。 音の波の中に、答えはあるのだろうか。 何も見ることはできない、盲目のように、ただその音の海に漂っているだけ。 それで…
最近、ラジオが好きだ。 小さい頃からラジオを聴いて育ってこなかったため、オールナイトニッポンがラジオ番組だと知ったのは大学生の頃だっただろうか。 仕事をしていた頃、土曜の夜中にふかわりょうのロケットマンショーを聴いていて、ラジオっていいもん…
1人で完パケが苦手な自分としてはずっと、うまく役割分担してチームで制作できる環境があれば楽しいのにな、という想いがありました。いわゆるコンペとかに二の足を踏むのもそれが理由。 そんな中現れた今日本のなかで大きな動きとなっていきているコーライ…
GENELECの8030Bを導入しました。 今までよりローがしっかり出て、リファレンスも軒並みいい感じで鳴ってくれます。 自分の耳がモニター耳のせいかしれませんが、モニター然とせず、音楽的でもあります。 ただローがすごい曲、プリンスの新譜とかになると部屋…
いよいよ迫ってきたBlue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN。 今回は主役と言っていいアメリカ人ギタリスト、パットメセニーです。 もうここで語らなくても知ってる人ばっかじゃないかと思わんでもないですが、 そこはまあいろいろ考えつつ書いていきます。 とに…
今回は小説を。ジャンルはミステリ。 昔から森博嗣の大ファンで今でも新刊が出るたびに買っているんですが、今回はちょっと出遅れました。 この作品は「ゾラ・一撃・さようなら」のシリーズ第2作といってもこの第1作が2007年の作品なので随分と間をあけた第…
さて今回はBlue Note JAZZ FESTIVAL in JAPANに出演するSnarky Puppyを取り上げたいと思います。 なにより衝撃的だったのはこの動画。 www.youtube.com Lalah Hathaway(レイラ・ハサウェイ)の声にぶっとんだ方もおおいのではないでしょうか。 Snarky Puppy…
Franck Avitabile(フランク・アヴィタビレ)シリーズ特集の最後は映像作品の『On Air』を取り上げます。 今まではYouTubeなどに掲載されていた「Stage Door」くらいで、アヴィタビレが実際に演奏をしている風景を観ることは難しいものでした。 この『On Air…
TBS木曜ドラマ「37.5℃の涙」の主題歌になっているwacci「大丈夫」。 そのオフィシャルPVがめでたく100万回再生を突破しました。ミリオンですよ、ミリオン。 応援している身としてもすごく嬉しいです。 着実に、しっかりと届いている結果ですね。 www.youtube…
さて、これまでFranck Avitabile(フランク・アヴィタビレ)の作品を追いかけてレビューして参りましたが、ひとまずこれで最後になります。一応まだDVD作品がひとつ残っているのでそちらも紹介する予定です。 今回取り上げるのは『Bemsha Swing』、2002年の…
アメリカの名門レーベルBlue Noteが主催するフェス、Blue Note Festival in Japanが近づいてきましたね。 今回は来日アーティストのHiatus Kaiyote(ハイエイタス・カイヨーテ)に注目したいと思います。 オーストラリア発のフュチャー・ソウルバンド、と言…
Michel Petrucciani(ミシェル・ペトルチアーニ)の名曲、Looking Up。 大好きな曲なんだけど、弾いててふと疑問が。 この曲Aなのかな、Eなのかな。 イントロはキーがEで、テーマに入ると同時にAになる。で、テーマ終わりでまたイントロになるんだけど、その解…
ピアノ始めて30年になるんですが30周年イヤーということでピアノを習い始めました。 ジャズピアノ。 いや、ジャズって聴いたことはあるんですけどやったことが全然なくて大学の頃もジャズサークルに入ってましたがずっと見学でしたし…というのは冗談です。 …
もう何度聴いただろうか。 自分自身の道標でもあり輝かしい憧れでもある。 CDがすり切れ、ケースもボロボロになり今このCDを3枚所有している。 そんな特別な作品なので自身の誕生日ということもあり、普段のレビューと趣が少し異なってくるが、書いていきた…
だんだんと佳境に突入してきたFranck Avitabile(フランク・アヴィタビレ)のディスクレビュー。今回は2006年にリリースされた『Sort Stories』にスポットを当てたいと思います。 この作品は前作『Just Play』と同様にピアノソロという形態がとられています…
Apple Musicなどサブスクリプションが大きなうねりとなって、私の生活に根付こうとしている。音楽はいよいよ無料に近い感覚となってすぐそこにある。まず、これから音楽で生きて行こうとする人にとって、どんどん音源は無料で配るものになっていくんだろう。…
Franck Avitabile(フランク・アビタビレ)の作品について、今回はピアノソロの作品『Just play』を取り上げます。録音は2004年、33歳の時の作品です。発売は2005年。 いまこれを書いている私自身が33歳なので、33歳でこれを録音したのか、と複雑な感慨があ…
FM横浜でwacciの橋口くんがやっている、wacci橋口洋平の「ドア開けてます!」で応募してみたら見事に当選した。笑 YOKOHAMA RADIO APARTMENT | Fm yokohama 84.7 (FMヨコハマ)www.fmyokohama.co.jp 届いたのは『ありあけ横濱ハーバー』5個入りとFM横浜のステ…
Franck Avitabile(フランク・アヴィタビレ)から届いた内の1枚、『Lumières』。 これは『In Tradition』でのデビュー前、1997年の作品。 Michel Petrucciani(ミシェル・ペトルチアーニ)と密接に関わりのあるアヴィタビレですが、この時既にベースで兄弟の…
Franck Avitabile(フランク・アヴィタビレ)を愛してやまない私ですが、そのアヴィタビレから届いた! 正直に言ってしまえばボロ泣きです。咽び泣きました。 それほどに嬉しい。もう泣くしかない。 Franck Avitabile名義のCDはほぼ持っているのですが、『In…
音楽ストリーミングサービスのAWAがオフライン再生に対応しました。 アプリでこのように 「オフラインで再生可能にする」を選べばOKです。 削除する場合は 「ライブラリから削除する」を選択すればOK。 同時にプラン名称の変更と価格の値下げがアナウンスさ…
ちょっと今日は路線を変えて、Franck Avitabileがセッションメンバーとして参加している『The Paris Jazz Quintet』を聴いています。2000年の作品。レーベルはThe Montreux Jazz Label。 アヴィタビレのリーダー作とはかなり趣が異なり、ストレート・アヘッ…