Ivan Linsを聴く
スピーカーをGENELECの8030Bに変えてから、耳を慣らすためもあり、新しいスピーカーで音を聴くのが楽しくもあり、色々聴いています。
今日はFranck Avitabileに勝るとも劣らない、大好きなIvan Lins(イヴァン・リンス)を聴いています。
ブラジルで言うところのMPB(エミ・ペー・ベー)にあたります。
MPBというのはMúsica Popular Brasileira(ムージカ・ポプラール・ブラズィレイラ)の略で、いわゆるブラジルのポピュラーミュージックのことです。
土着的なサンバなどとは異なり、ロックの要素が強く影響している、とのことですが、Ivan Linsはそういったロック色があるわけでもなく、ブラジル特有のリズムの上で美しいメロディやハーモニー、そして言葉をのせてとても聴き馴染みの良い音楽を作っていることから、MPBというところに位置するのではないのかなーと思います。
このイヴァン・リンス、初めて聴いた時にこれ以上ないサウンドの気持ちよさ、コードプレグレッションのオシャレさになんとも言えない多幸感を覚えました。
それ以来来日の度にライブに行って、普段は全くそんなことないんですが、イヴァン・リンスが登場した瞬間から大号泣してライブが終わっても止まらなかった思い出があります。
この人の音楽に触れていると、本当に幸せな気持ちになれる。そんな音楽です。
よく日本のボサノバアレンジみたいな軽い感じじゃなくて、しっかりと本質がある。けれど優しく包んでくれる。聴いていると満たされた気持ちになります。
ポルトガル語の音楽なので、やはりその壁がとっつきずらいというところはあるのかもしれませんが、洋楽好きでジャズなんかも良く聴く方にはすんなり入っていくんじゃないかな。
沢山の名盤があります。これも1枚ずつレビューしていこうかな。
おすすめです。
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