MUREADER’s blog

DAW、プラグイン、音楽機材などDTMの話が多めです。

ANKER Soundcore Select レビュー #耳コピ向け #採譜 #bluetoothスピーカー #低価格

f:id:hipnao4ri:20190908025633j:plain

ANKER SoundCore Select

耳コピや採譜に使いやすいスピーカーが欲しい、そこのあなた。

モバイルバッテリーなどで有名なANKER。

ここのBluetoothスピーカーが意外とイケる、という話。

ちなみに今回ご紹介するSoundCore Selectは、家電量販店専用モデルとなります。

 

Bluetoothスピーカーも近年高音質化が進んでいるのはみなさんご存知だと思います。

SONYのSRS-XBシリーズ、BoseのSoundLink mini2、JBLのFLIP・CHARGE・GO、audio-technicaのSolidBassシリーズなど、低価格で音のよいものが随分増えました。

 

どんなBluetoothスピーカーが向いてる?

音楽を聴くだけであれば(色々派閥はあるようですが)、どのブランドを買っても気持ちよく音楽を楽しむことができます(FLIPの起動音などを除けば、笑)。

ただ、どれも高音域や低音域がかなり拡張(誇張)されていて、音を細かく聴き取る耳コピや採譜をするには結構ジャマだったりします。

ハイが出ている分にはドラムのハイ・ハットやシンバル類が強いだけなのでいいのですが、ドラマーはそもそもイヤホンを使うのが一般的だと思います。

ローの出方については、ベースにとってもあまりに低い帯域というのは音程が感じられなくなるため、その辺りが強調されているとラインが見えなくなってしまうという事態に陥ります。

 

つまり、そういった高音域、低音域がほどよく抑えられていることが、耳コピや採譜に向いているスピーカーだと考えています。

 

f:id:hipnao4ri:20190908033313j:plain

裏面には大きくANKERのロゴ

中音域に特化したサウンド

もちろん、アプリなどでイコライザー機能を使っていらない部分を減らすことはできます。

ただ、ミュージシャンにとって耳コピや採譜は割と日常的な作業であり、イヤホンで音楽を聴くことも多いはず。

その度に設定を切り替えるのって、日常的であればあるほどわずらわしいんですよね。

それなら、最初からそう鳴ってほしい。

割と中音域に特化したサウンドBluetoothスピーカーはないものか、そういう視点で試聴を繰り返していました。

あとは、BoseのSoundLink mini2に近いコンパクトさを持っていること。

置く場所や持ち運びのしやすさも重要なポイント。

あと、忘れてはならないのができるだけ低価格であること。笑

 

メジャーブランドをひとしきり試聴して、音質はそれぞれ異なるものの、傾向としてはどれも同じという印象の中、このANKER SoundCore Selectはそういったジャマになりそうな帯域がまったくなく、かといって抜けも悪くないサウンドでした。

いい意味で可もなく不可もない。

このご時世、意外とそういう製品を見つけるのは難しい。

ANEKRではほかにもSoundCore Motion Bといったスピーカーがありますが、驚くくらいサウンドが異なります(こちらはドンシャリ傾向)。

価格も7,000円程度と、JBLのFLIP4と同価格帯。

 

f:id:hipnao4ri:20190908040921j:plain

同梱物は潔い感じ

同梱物の少なさにビビる

尋常ではないほどの多言語された簡易マニュアルと、USBケーブルのみ。

ケーブルの長さは約60cm。短めです。

充電用の電源は何かしら別途用意する必要があります。

 

f:id:hipnao4ri:20190908041341j:plain

本体上部に各種ボタンが配置

うるさくないよ、FLIP4と違って。笑

起動音などのうるささが度々話題にのぼるJBLのFLIP4ですが、ANKERのスピーカーは認識できるくらいの起動音・接続音で、まずうるさいということはありません。

各ボタンも大きくて押しやすいです。

初回のBluetooth接続もスムーズで、一度接続すればその後はもちろん自動的に認識して接続してくれます。

ちなみにNFCペアリングができます。

 

ANKER製品購入時の注意点。

バッテリーなどでもそうですが、ANKER製品は初期不良に当たりやすいという印象があります。

今回購入したSoundCoreも初期不良で音量が小刻みに揺れるという現象がおきていました。

サポートに連絡をすると、検証項目を教えてもらえます。

  1. 本体のフル充電をしてから再度試す
  2. バイス上にある全てのBluetooth登録情報を一度削除し、再度製品とペアリングする
  3. 別のデバイスでペアリングする

これでも症状が改善されない場合、無償交換してもらえます。

交換品の到着は3〜4営業日程度。

返送用の封筒(レターパック)が同梱されて届きます。

(2019年9月現在)

 

 

最後に。参考までに。

単純に音楽を聴いて楽しむ、というのであれば他のブランドや機種をおすすめします。

冒頭に記載した製品はすべて試しましたが、本当に好みです。

デザインやサイズ、価格など重視するポイントで選んで大丈夫だと思います。

とにかく重低音を楽しみたいならSONYのSRS-XBシリーズ。

マンション・アパート暮らしの方は避けた方がいいくらい低音が出ます。

とにかくコンパクトで、かついい音で、ということであればBoseのSoundLink mini2。

価格も1万円台に値下げされました。

ほどよいドンシャリならJBLのFLIP4。

起動音などがかなりデカイ、という難点はありますが、手頃な値段でいい音が楽しめます。

audio-technicaのSolid Bassシリーズは中音域に箱鳴り感があり奥に引っ込んだようなサウンドですが、独特な味わいがあります。

 

ともあれ、2万円以下のBluetoothスピーカーでこれだけいい音が楽しめるなんて、いい時代です。