音楽
このところジャズピアノの投稿が続いていますが、今回も。 今回はフランズの若手ピアニストThomas Enhco(トーマス・エンコ)の『Fireflies』。 日本にもたびたび来日し、レコーディングもしているのでご存知の方も多いかもしれません。 ビジュアルからして…
1970年ノルウェー出身のジャズ・ピアニストTord Gustavsen(トルド・グスタフセン)のトリオによる作品『BEING THERE』。BassはHarald Johnsen、DrumsはJarle Vespestad。録音は2006年。レーベルはドイツのECM。 先日のECMナイトの記事でもちらっとだけ紹介…
日本を代表するジャズピアニスト、南博さん。 タイトルからして美しい『Touches&Velvets』。 静謐でありながら官能的でうっとりしてしまいます。 全体としてピアノトリオを軸に弦のオーケストラがそれを彩っています。 ライナーノーツも素晴らしく、プロデュ…
先日リリースされたばかりのJoonas Haavisto Trioの『oku』を聴いています。 フィンランドのピアニスト、ヨーナス・ハーヴィスト。 前作の『Micro to Macro』がファンの心を掴んだそうですが、恥ずかしながら知らずこの作品で初めて知りました。 日本に思い…
世にも珍しいECMナイト。ECMというのはドイツのジャズ中心のレーベルで、キースジャレットなど有名どころもあれば中々マニアックなものも多いです。 いやはやあんなにECM好きがいるとは…。大勢の方に来ていただきました。 ソロピアノで4曲ほど弾かせていただ…
最近ピアニカでライブに参加することが多く、改めてこの楽器について考える日々です。 ちなみにピアニカというのはヤマハの商標で、正式名称は鍵盤ハーモニカです。 今自分が使っているのは鈴木楽器のメロディオンというもの。 M-37というのが2台とPro-37と…
さて今回はジャズにおけるツーファイブ進行に慣れるための練習です。 以前とりあげたAフォーム、Bフォームのヴォイシングを使って練習してみてください。 Aフォーム、Bフォームの記事はこちら。 mureader.hateblo.jp mureader.hateblo.jp 右手でヴォインシン…
昨年は一気にサブスクリプション制の定額音楽配信サービスが出そろいました。 Apple Music、AWA、LINE MUSIC、Google Play Music、そしてAmazon Prime Music。 みなさんはどのサービスを使っていますか?使ってない人もいると思います。 僕自身はといえば、A…
日本のポップス史において最重要人物と言ってもいい、細野晴臣の録音史を対談形式て深く探っていく一冊。 インタビュアーはプロデューサー、エンジニアとしても有名な鈴木惣一朗。 相手となるのは、これまで細野晴臣作品の歴代エンジニア総勢7 名。吉野金次…
僕が岡村靖幸を好きになったのはシティーハンターのアニメでEDテーマが岡村靖幸の「SUPER GIRL」を聴いた時だった。 歌声がセクシーで、あまりそれまで日本のポップスのなかにはなかったソウル・ファンク・ダンスの曲。一聴して惚れた。 www.youtube.com そ…
「Dolphin」という曲がある。 書いたのはルイス・エサ(Luiz Eça)というブラジルの作曲家・アレンジャー・ピアニスト。ブラジルというとついアントニオ・カルロス・ジョビンに目がいきがちだが、ルイス・エサもまた優れた音楽家だ。 学生の頃、ビル・エヴァ…
Slate Digitalもサブスクリプションを導入して、お試して半年間そのサービスが受けられるというのでやってみた。 カスタムシリーズのEQは都合が良い感じのお気楽EQという感じ。ばっと派手にEQしたい時にはいいかも。 カスタムシリーズのLiftってやつはエンハ…
マスタリングのセミナーに顔を出していて、モニターセッティングについての講義があったので、あらためて自分の環境でのベストなモニターセッティングを考えてみました。 割と機材初心者の頃って、あの「モニタースピーカーがいい」とか「あのケーブルがいい…
前作『HITnRUN phase one』に続き、早くも配信リリースが開始されたPrince(プリンス)の『HITnRUN phase two』。 phase oneとはかなり趣向を変え、全体を通して生音が多く、多彩なギミックは随所にあるものの、ソウル、R&Bマナーをふんだんに取り入れた作…
ジムでトレーニング中の音楽のためにbluetoothワイヤレス・イヤホンを買いました。 Aukeyというメーカーの『Aukey EP-B4』というモノ。 bluetoothには色々規格があるようで、そんなのもよく考えずとりあえず安いものを買ったのですが、接続は簡単、いたって…
ピアノのことを考えている。 来る日も来る日も。当たり前田のクラッカーなのだが。 ピアノのことを書くのは珍しい。 目下の課題はどうやったらより良い音色になるか。 目下もなにも究極的な課題ですし普通にみんなそれで一生終わるけど、目下の課題です。 デ…
『19』『21』『25』と毎回年齢がタイトルになるアデル(Adele)、なんというかいつの頃のアルバムかが一目でわかって普通に便利ですね。 さてさて、このCDが売れない、配信全盛、の世の中ですが驚異的な売り上げを記録しているそうです。 www.billboard-japa…
ナガサカマサシが主催するバンドプロジェクト「ナガサカマサシ&夢見る港」 ナガサカさんに出逢ったのはいつごろだろう。彼がまだチキサウンズをやっていた時、世の中的にはYouTubeもないくらいの頃だから相当昔だね。 チキサウンズを聴こうと思うともうCDひ…
今週のお題「今年買って良かったモノ」 というわけで今週のお題ですが、新調したモニタースピーカーGENELECの8030BPMを紹介したいと思います。 何度かこのブログにも書いているんですが、職業柄、レコーディングをしたり音楽制作をしたり、というのを業にし…
Mr.Childrenの新たな旅立ち、その第一歩に立ち会ってきました。 ticket-every.jp 各会場でHEATWAVE、くるり、エレファントカシマシ、小谷美紗子、ASIAN KAN-FU GENERATIONといった、Mr.Childrenが敬愛するアーティストとの共演。 その第一回目が福岡は博多の…
みんなが待ち望んだ、でも「これが最後」という言葉に、来てほしくないような想いも抱いたクラムボンの20周年、日本武道館ライブ。 僕の周りでも本当に多くの人が訪れていて、その存在というのは本当に大きいのだなと感じました。 赤、青、黄に彩られた3人は…
前回のAフォームに続き、今回はBフォーム。 ちなみにAフォームはこちら。 mureader.hateblo.jp ご覧頂ければわかるかと思うんですが、BフォームはAフォームの下2音をオクターブ上にあげた形になっています。 メジャーのトニックは進行に合わせメジャー7thに…
今回からジャズの肝であるハーモニーに立ち入ってゆきます。 ジャズのコードの押さえ方、わからなくてどうしたらいいのか頭を抱えたことがあります。どうコードを押さえたらジャズっぽくなるのか。 ピアノで言えばおびただしい数の選択肢があるわけで、自由…
さて、前回の記事では指の準備運動を取り扱いました。 mureader.hateblo.jp で、これも準備運動になるのですが、そこから1歩踏み込んだトレーニングになります。 ジャズに限らず音楽にはいろんなコードが登場してきますが、例えば何かの伴奏をする時、バンド…
ジャズピアノを始めて最近教わった指の準備運動。 過去にはジュリアード音楽院でも採用されていたとか。 ジャズの場合にはとにかく12Keyすべてでやる、というのが重要。 準備運動からもそうで、これも簡単なフレーズなので12Keyで練習するってことに慣れちゃ…
Mr.Children『REFLECTION』 今月のHEATWAVE×Mr.ChildrenのためにREFLECTIONのUSBメモリ版、つまりハイレゾ版を買ったんですが、これってみんなどうやって聴いてるんですかね。 自分の環境だとDAWで(Pro-Toolsとかそういう業務用ね)再生してるんですが(作業…
先日サイデラマスタリングにお邪魔した時、ケーブルで音色の変化を聴くっていうのをやったんですが、自宅だと中々思うように変化を感じられなかったりもするけれど、あれだけ環境が整っているところだと、普段以上にびっくりするくらい音変わりますね、ケー…
2015年、待ちに待ったPRINCE(プリンス)の新譜『HITnRUN phase one』。ヒットエンドランと読むようですね。Airbnbとか最近nをアンドと読むのがアメリカの流行のようです。 まあ、それはさておき。 最初から今のプリンスが全開バリバリの1枚になっています。…
RUN TO ME もし真夜中にどこかしっくりしない気分になってその気持ちと戦いたくなかったら僕のところへ逃げてくればいい 君の希望と夢が映画の一場面みたいに薄れていったらそして信じる気持ちが失われたように感じたら僕のところへ逃げてくればいい 僕のと…
行ってきました、槇原敬之SYMPHONY ORCHESTRA CONCERT "cELEBRATION 2015"!! なんと言っても槇原敬之25周年の集大成ライブです。場所は東京体育館。 バンドに加え今回はオーケストラ。それに男女混合合唱団も。 素晴らしく豪華な編成で聴く方もVIP感満載で…