より良い音色を求めて:ピアノの話
ピアノのことを考えている。
来る日も来る日も。当たり前田のクラッカーなのだが。
ピアノのことを書くのは珍しい。
目下の課題はどうやったらより良い音色になるか。
目下もなにも究極的な課題ですし普通にみんなそれで一生終わるけど、目下の課題です。
デジタル全盛の世の中になって、ピアニストといえど家にグランドピアノを持たない人も増えるんだろうか。
ピアニストと言うからには持ってて欲しいなと思うけど。
時々見かける、ピアノ弾いてるのにピアノ弾いてるように聴こえない現象。あれってそもそも打鍵の反動をちゃんと感じてコントロール出来てるのかな、ちゃんとバウンドしてるのかなっていうところがあります。
それはリズムにも関わってくることでそれが円の様な形でサイクルしていく。ロン・カーターに言わせれば円を描くようにリズムを感じてる。
ハンマーが弦にあたる衝撃からくる反動、それをちゃんと出来てないといいピアノ弾きにはなれない。
リズムだけあってたりするとなおたちが悪いことになる。
全部上澄みだけでペラッペラな音楽になっちゃう。
そのためにもデジタル世代にもちゃんと本当のピアノを触って欲しいなと思います。ベロシティだけじゃないんだよ、ピアノは。
ちゃんとピアノを鳴らし、自分の音色を得れば、デジピだろうがなんだろうが自分の音色になります。極端にいえばプログラムエディットする必要すらない。
自分のより良い音を見つける旅、半年以内には目処つけたいです。
それにしても毎日毎日腕がもげそうになって、ホントつらたん…。
先生のための新しいピアノ練習法・音色奏法入門 〜楽しみながらハーモニー感を身につける
- 作者: 中村誠
- 出版社/メーカー: スタイルノート
- 発売日: 2014/09/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る