ジャズピアノ:転回系の指の練習
さて、前回の記事では指の準備運動を取り扱いました。
で、これも準備運動になるのですが、そこから1歩踏み込んだトレーニングになります。
ジャズに限らず音楽にはいろんなコードが登場してきますが、例えば何かの伴奏をする時、バンドでピアノを弾く時、コードの基本形だけでなく転回系も出てきます。
それを見越した指のトレーニングです。
※11/24:楽譜の指使いを一部変更しました
例えばC△7なら1つ目の固まりが基本形、次が第一転回系といったように、転回系を意識しながらの指のトレーニングです。
これも12Key(この場合12コードという感じですが)で練習します。
注意する必要があるのは運指を出来る限り各コードで統一すること。
なので運指を記述しています。(僕の運指なので、適宜自分に合わせてください)
C△7もD△7もF△7も同じ運指でやることによって、どのコードのどの転回系はこの指使い、というのが固定でき、迷いがなくなります。そこまで行くには結構練習が必要ですが。特にdim7はどの転回系も各dim7コードの基本形になるので、指使いは全く同じがいいと思います。
あ、ちなみにC△7とCm6とかで運指が違うのは問題ないです。あくまで同じ種類のコードは運指を合わせようということです。
いまどの転回系を弾いているのか、どの音から始めているのか(3度、5度など)を意識しながらやるとより効果的です。
メトロノームは80〜100くらい、かな。
1コード5分くらいで終わるメニューになります。
一度に全コードやるのは正直しんどいので、1日に2コードくらい(例えばC△7とCm6や、ツーファイブを想定してCm7とC7など)を選んで、サイクルを作って日々やると良いのではないでしょうか。
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