MUREADER’s blog

DAW、プラグイン、音楽機材などDTMの話が多めです。

Trio Petrucciani「Darn that dream」が限定復刻!

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 ペトルチアーニ家のCDが復刻になり、届いて喜んでいます。


このCDはペトルチアーニ家のミシェル(Michel)、トニー(Tony)、ルイ(Louis)の3人が揃い踏みという非常に珍しい作品です。


ミシェルとルイ、ミシェルとトニーというそれぞれデュオのCDは持っているのですが、3者が揃うこのCDは持っていませんでした。っていうか知らなかったです。すいません。

1982年の作品らしいので、デュオ作品と比べるとみんなまだ若い?です。トニーの老いをまだ感じません。笑
非常にロマンティックなフレーズの数々でウットリします。

ミシェルもまだプレイが若い印象です。かといって赤盤のように荒ぶる勢いが出てるわけでもないです。
ただミシェルのカラーは存分に出ていて、流麗なソロ、表題曲のDarn that dreamのエンディングで魅せる曲のイメージが、この作品を親子兄弟盤から、幻想的な風景へと誘ってくれる作品に変貌させます。素晴らしいエンディングでゾクっとしました。

ルイは良くも悪くもずっと変わってないんだな、という気がします。まあ、つまり上手くないんですけど。でもなんか気になるプレイをする。なんだろう。



ジャズ研に入った当時「好きなピアニスト誰なの?」と聞かれて、「ミシェル・ペトルチアーニです。」と答えたのを思い出しました。

なんで好きになったかって、Take The A Train(日本語では「A列車で行きやがれこのすっとこどっこい」と略されることが多いです、ウソです)の左手がすっげーって思ったからです。

弾けるようになってその後しばらく興味がなくなったのはさておき。。。

若かったなぁ。

Trio Petrucciani 「Darn that dream」
収録曲
1.You don't know what love is
2.Straite no chaser(キーがB♭です)
3.Corcovado
4.Summertime ago(やっぱりこの曲好きです)
5.Lover man
6.Darn that dream