現代における音楽の学び方に期待したいこと
鈴木Daichi秀行さんのツイートに絡んでしまい、これからの音楽の学び方について考えてしまった。
音楽はどうしても口伝継承的な側面があり、伝統音楽はもちろん、ポップスにおいても第一線のミュージシャンやエンジニアが培った技術や知識、ノウハウが伝え残されないまま消えていく可能性がある。
日本の音楽力の底上げにつながるかもしれないのに、それが引き継がれないのはもったいないと思う。
かといって、そういった人と仕事ができる人は一握りだし弟子制度もハードルが高い。継承する側の負担も持続的で一生をかけることになりかねない。
最近はオンライン学習が発達してきていて、色々なサービスがある。
例えばUdemy。音楽用ではないけど、受講料を払いそれぞれのコースを学習できる。
他にはエンジニア(プログラムの方)向けのProgateなど。
海外だとLynda.comっていうのがあって、これは音楽用のコースもある。
日本の著名なミュージシャンの講義をこういった形でストックしておくことで、質の高い学びを色んな人が受けられるんじゃないかな。
コースを作るのに負担はあるけれど、期間は限られているし、たぶん印税的に入ってくるシステムなんだろうと思う。
伸び悩む音楽業界にとって、こういうマネタイズの形もありなんじゃないかな。