MUREADER’s blog

MUREADER(MUSIC+READER)は音楽を中心に、ライトに深く読み解くブログです。

マンガ『BLUE GIANT』に学ぶミュージシャンのあるべき姿:その1

小学館「ビッグコミック」で連載されている石塚真一のジャズマンガ『BLUE GIANT(ブルージャイアント)』。マンガ大賞2016で第3位に入り、ジャズ好きならずとも、そのおもしろさに引き込まれている方も多いと思います。 ジャズという音楽と真摯に向き合い、…

細野晴臣の録音史:鈴木惣一朗『細野晴臣 録音術』

日本のポップス史において最重要人物と言ってもいい、細野晴臣の録音史を対談形式て深く探っていく一冊。 インタビュアーはプロデューサー、エンジニアとしても有名な鈴木惣一朗。 相手となるのは、これまで細野晴臣作品の歴代エンジニア総勢7 名。吉野金次…

結婚十人十色:岡村靖幸『結婚への道』

僕が岡村靖幸を好きになったのはシティーハンターのアニメでEDテーマが岡村靖幸の「SUPER GIRL」を聴いた時だった。 歌声がセクシーで、あまりそれまで日本のポップスのなかにはなかったソウル・ファンク・ダンスの曲。一聴して惚れた。 www.youtube.com そ…

それはただの誘拐事件ではない『その女アレックス』を読む

ただの誘拐事件ミステリーかと思って読み始める。 その展開のスピード、スリルに飲み込まれ、あっという間に誘拐事件はクライマックスを迎える。その時、これはこの物語の始まりにしかすぎないのだと知ることになる。 その女アレックスには、誰にも言えない…

『ブロックバスター戦略』を読む。

これってなんだっけ、なんかに似てるよなこれと思って読んでみたら、「集中と選択」と「プッシュ戦略」だった。 エンタメ系のビジネス戦略講義があるってユニークです、ハーバード。 どんな戦略かというと、リスクを冒してでもこれと決めたものにとにかく金…

『僕だけがいない街』を読む

ノイタミナでTVアニメ化が決定した三部けいの『僕だけがいない街』。 元々ミステリーが好きで、小説はよく読むんですが、久しぶりにミステリー・サスペンスで傑作漫画が出てきたなと思いました。 リアル感のない絵が逆に人の心の動きや葛藤、疑心暗鬼をリア…

『PEACE MAKER』を読む

『スプリガン』や『ARMS』などの名作を描いてきた皆川亮二が今連載している漫画『PEACE MAKER』。 皆川亮二の漫画は上記のものは特にドラゴンボール的展開が多い(どんどん強い敵が出てくる)のですが、この作品もそういった傾向はあるものの、ある銃を軸に…

『忘却のサチコ』を読む

阿部潤の『忘却のサチコ』。 なんか全部忘れて食べまくりたい!という時になぜか出逢ってしまった漫画。 そんなこともあるんだなーと。 失恋をしたサチコがそれを忘れるために食いまくる、というコメディーです。 『孤独のグルメ』や『美味しんぼ』などグル…

『ダンジョン飯』を読む

九井諒子の『ダンジョン飯』。 以前から九井諒子さんの作品が好きで、『ひきだしにテラリウム』や『竜の学校は山の上』などを読んでいたのですが、この『ダンジョン飯』でついに連載漫画がスタート。 なによりもう設定が斬新。今まで誰も気づかなかったのか…

『BLUE GIANT』を読む

石塚真一の『BLUE GIANT』、ジャズをやっている身としては避けて通れませんね。 いきなり言っちゃいますが、すごく面白い漫画です。 過去にも『坂道のアポロン』というノイタミナでアニメ化もされたジャズ漫画がありましたが、それよりもジャズに対してスト…

松尾潔のメロウな夜

最近、ラジオが好きだ。 小さい頃からラジオを聴いて育ってこなかったため、オールナイトニッポンがラジオ番組だと知ったのは大学生の頃だっただろうか。 仕事をしていた頃、土曜の夜中にふかわりょうのロケットマンショーを聴いていて、ラジオっていいもん…

『co-writing/コーライティングの教科書』を読む

1人で完パケが苦手な自分としてはずっと、うまく役割分担してチームで制作できる環境があれば楽しいのにな、という想いがありました。いわゆるコンペとかに二の足を踏むのもそれが理由。 そんな中現れた今日本のなかで大きな動きとなっていきているコーライ…

森博嗣『暗闇・キッス・それだけで』

今回は小説を。ジャンルはミステリ。 昔から森博嗣の大ファンで今でも新刊が出るたびに買っているんですが、今回はちょっと出遅れました。 この作品は「ゾラ・一撃・さようなら」のシリーズ第2作といってもこの第1作が2007年の作品なので随分と間をあけた第…